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たいこのおへや

なるべく横道にそれながら、パーカッションを主にした、音楽のことを綴っていこうと思います。

始めた物語

 よく聞かれることに「なんで“ポコポコ”叩いてんの?」というのがあります。「なぜエスニックな楽器をやってるのか?」という意味です。コンガやジェンベなどずいぶんとメジャーになってきましたが、まだまだ認知度は低いのか、そういうものをひっくるめて「ポコポコ」と称されるようです。ややもすると「変な楽器」で済まされることも多々ありました。

 そもそも音楽を始めたのは、もともと中学生のときは科学部で色々ヘンチクリンなことに熱中していたのですが、ひょんなことから部の存続が怪しくなり、父親が音楽の先生をしていたことによる多少の影響と、小学校のときに鼓笛隊のメンバーに選ばれていたこともあり吹奏楽部に転部、。それが音楽を始めるきっかけとなりました。

 さて、その叩いている理由ですが、そういうリズムに興味を持ったのは、遡って中学生のときでした。バスを待つ間に有線で流れていた、「イパネマの娘」のボサノバのたゆたゆしたリズムに、ぼんやりと「こういうの良いな」と思ったのがきっかけでした。

 そして高校生のときに、「ラテンパーカッション」という存在を知りました。吹奏楽で、いわば「普通の楽器」しかしていなかった私にとっては衝撃的でした。渡された楽譜の通りにボンゴを叩いてみたのですが、あの手合いの音楽で聞こえてくる音でもリズムでもありません。「こういうの良いな」から「こういうのやってみたいな」に変わったのはこの頃でした。

 大学2年の時です。吹奏楽部に新入生が入部しました。その中に同い年の後輩が出来ました。(かく言う私も同い年の先輩がいたりするんですが、そこは人に歴史ありってことで)彼は2年間お仕事をしてから大学生になったという面白い人で、楽器をたくさん持っていました。その彼が「自分の楽器持ってくる」と言って翌日持ってきた楽器の中に、コンガ、ボンゴなどのラテンパーカッションがありました。「教えてっ!」もう先輩も後輩もありません(基本同い年だし)。すぐに教わりました。
 しかし彼の教え方は初心者にはシンプルすぎて非常に難しいものでした。「いい?こうね。」彼は基本パターンを数回たたくと「やってみて。」「・・・はっ?はぃぃぃぃい?」たまったものではありません。具体的な説明は全くありません。強いてあげれば音の名称くらいです。「見て盗め」というある意味では本格的な教え方をしてくれたのでした。
それからというもの、見て覚えてタイコに向かうという日々が続いたのでした。そうして、コンガ、ボンゴ、ティンバレス、パンディロ、カバサ、スルド等を練習していったのでした。

ある日のことです。コンガを練習していると、彼が叩いていたドラムに偶然かぶりました。おっ、なんかカッコいい。なんとなくリズムがウネウネしているような感じです。楽しい。しばらく叩いていると、彼がニヤリと笑ってソロを始めました。私はテンポをキープ。「やって!」と彼。今度は私がつたないソロ。彼がテンポキープ。するとサックスの同い年の先輩が「な~んかオマエラばっかり楽しそうじゃん。」と吹き始めました。あ、カッコいい。ますますウネウネしてきました。楽しい。3人ニヤニヤして、なかなかジャムが止まりませんでした。

結局のところは、あの時3人で作った「ウネウネ感」と3人で合わせた「楽しさ」を、ずぅ~っと今の今まで引っ張っているからです。きっと明日も引っ張っていると思います。
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  1. 2008/05/29(木) 23:56:55|
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そういえば・・・

そういえば、先日の染谷太郎さんが話していたことと同じようなことを、数年前にヤヒロトモヒロさんにも伺ったことがあります。
山形ブラジル音楽普及協会主催のライブが終わった打ち上げの席でのことした。その時に私は図々しくも自分が作ったウドゥ1号を持っていき、ヤヒロさんに見てもらったのでした。評価は「×」。演奏では使えないとのことでした。どうすれば良いのか訪ねたところ、「何度も作るしかないよ。演奏することもそうなんだけど、ものすごく無駄なことに感じるかもしれないけど、その無駄を何度も何度も重ねてやっと“これかな?”ってのが見えてくる。遠回りしたり、同じ所ぐるぐる回ったりしてやっとスタート地点が見えてくる。そこからなんだよ。(中略:ヤヒロさんのアフリカでの経験談を聞かせていただきました。おぉっ!というお話でした。)だからこれ(ウドゥ)も首の長さを変えれば良いのかもしれない、穴の大きさかもしれない、膨らみかもしれない、土かもしれない、大きさ、厚さ、色々な要素を見ていって、何度も作って失敗して、無駄を重ねて答えに近づいていく。もしかしたら最初のが正解かもしれない。でもそれだって無駄を重ねないとわからないことなんだから。そうしていくのが一番だと思うよ」とアドバイスをいただきました。
翌日早速、ウドゥ1号の首を切ってみました。音がぜんぜん出なくなりました。首の効能がわかりました。
考えてみれば、今ある楽器も、良い音を追求してそうやって試行錯誤、改良がなされてきたわけで、自分にあった楽器、スティックを探すことも自分が望む音を探すことで、つまりはそういうことなんですよね。
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  1. 2008/05/27(火) 23:37:33|
  2. 音楽小噺
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演奏会終了

昨日無事に演奏会が終わりました。今回は、ゲストに3人のプロ・ミュージシャンをお迎えしての演奏会でした。3人のうちの一人は、ドラマーの染谷太郎さんでした。(だからエキストラを引き受けたようなモンです)
私はコンガを叩いていたのですが、リハーサル中に染谷さんが「こっちこない?この辺(Dr、B、G、Perc)は固まって楽しげにやろうよ」と言ってくださったので、是非!と隣にセットしました。
もう、かぶりつきで演奏を見てました。シンバルのチョークが実にステキでした。シンバルを「打つ⇒鳴る⇒響いた」後の瞬間を絶妙なタイミングでミュートしいました。きっとあれが練習量の違いなんでしょうね。本番中でしたが、つい「かっこいい!」と言ってしまいました。
曲間のインタビューで、「パーカッションは投資しないといけない」というお話がありました。たとえばスティックならば、いろいろなものを試す。合うものもあれば合わないものもある、それを繰り返して自分を助けてくれる、自分に合う一番良いものを探し出すということも必要だとのお話でした。まったく同感です。
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  1. 2008/05/26(月) 01:25:36|
  2. コンサート
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ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ

ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ・パーカッションオーケストラを見てきた。凄かった。
何が凄いか。
各個人のテクニックは勿論、そのテクニックから繰り出す圧倒的なアンサンブルであった。
しかし、何と言ってもそれらを光らせたドゥドゥの統率力、「指揮者」としてのドゥドゥだった。彼が前に立ち、スティックや身振り、時には言葉も交えて指示を出すと、一瞬でオーケストラがうねりだし、ダイナミクスにもユニゾンにも、その勢いに圧倒される。指1本で流れをキープしたかと思えば、往年の大ジャンプこそ無かったが全身を使ってのトゥッティの指示はまさに「指揮者」だった。
アンコールで客席(ハンドクラップで参加)を巻き込んでの大合奏になったが、おそらくは客席のすべてが音楽関係者というわけでは無いことは容易に想像できるが、彼の動きを見てると、いとも簡単にユニゾンもブレイクも成立してしまうのである。誰が見ても非常にわかりやすいのである。やはり「指揮者」である。しかも超一流の。
ソロでサバールを駆るパーカショニスト=ドゥドゥも当然かっこいいのだが、内に秘めたものを一気に爆発させるような指揮者=ドゥドゥもやっぱりかっこいい。
講演終了後、思いがけずドゥドゥにお会いすることが出来た。彼は濃いブルーの民族衣装に身を包み静かに微笑んでいた。とても柔らかなたたずまいであった。図々しくもサインをお願いすると、とても丁寧に書いてくれた。スティックまでいただいた。宝物が増えた。
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  1. 2008/05/23(金) 00:13:31|
  2. コンサート
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練習

今日も吹奏楽団の練習に行ってきました。

「あーっ、そこは弱い!全体的に強く!ここは良く見ると難しくありません。だから・・・!」
指揮者から厳しい注意があります。
注意があった団員は苦笑い、しかめっ面。
そして楽譜に書き込み。

「すみません!練習番号○○番ですが、そこの進め方は前回・・・!」
団員から指揮者に何度も確認があります。
指揮者は丁寧に答えます。
必要があれば、たった一つの音符の長さをそろえる為にみんなであわせて確認します。

「あはははははは!!!」
時々笑いが起こります。

みんな練習に厳しく楽しく取り組んでいます。
良い楽団だと思います。

俺、エキストラなのに本番当日まで練習行けないや。ごめんね、申し訳ない。

寒河江吹奏楽団
第22回 定期演奏会
平成20年5月25日(日) 14:00開演
会場/山形テルサ


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  1. 2008/05/21(水) 23:35:53|
  2. 練習
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あ~っ!

長々と書いたのが消えちゃった。
しょうがないや。また書こう。
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  1. 2008/05/20(火) 02:36:40|
  2. その他
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練習

今日は某吹奏楽団の練習に行ってきた。
本番まであと一週間。指揮者の適切な指示が飛んでいく。曲がどんどん変わっていく様子を見ているのは楽しい。
「このパートはあんなことしてたんだ、へぇ~ッ」っていう発見もあったりしてこれまた楽しい。
使わせてもらってる楽器が綺麗に鳴る楽器なのでこれまた楽しい。繊細な楽器なので、腕試しさせられてるみたいな楽器。
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  1. 2008/05/17(土) 02:19:08|
  2. 練習
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こんにちは。

Tommyと申します。
気が付いたらパーカッションを始めて25年たってました。吹奏楽に始まり、ポップス、ロック、ジャズ、クラシック、ラテン、ブラジリアン、アフリカン、アンビエンド等を楽しんできました。
長いこと色々やっていると色々なことがあります。思うところも出てきます。楽器のこと、演奏のこと、プレイヤーのことを中心に、忘れられないこと、さっさと忘れた方が良いこと、これからやってみたいこと等、わざわざ公表するほどのことではございませんが、そのあたりを綴っていこうと思います。お時間がある時に覘いてみて下さい。

<簡単にプロフィール>
♪身長・・・174cm
♪体重・・・70kg
♪好きなモノ
・食べ物・・・干し杏、コンデンスミルク、ブルーチーズ、きなこ棒、ドーナツ、たこ焼き
・飲み物・・・無糖炭酸水、緑茶、コーヒー、チャイ
・アーティスト・・・ラベル、マゼール、カラヤン、佐渡裕、R.マクドナルド、大野雄二、ヤヒロトモヒロ、サイゲンジ、Char、D,プーレン、D,N,ローズ  他 
・生物・・・三葉虫、ウォンバット、くま、ミニブタ、ボルボックス、南米のナマズ類、クラゲ
・植物・・・ヒョウタン、ウツボカズラ、ハエトリソウ、勿忘草、カスミソウ
・鉱物・・・ルチルクォーツ、ラブラドナイト
・金属・・・銅
・ 海 ・・・静かの海
・妖怪・・・ぬらりひょん
・惑星・・・土星
・道具・・・耳掻き、ナイフ
・その他・・・陶芸、葉巻、パイプ、怪獣、宇宙人、整体
苦手なモノ
・美味しくない物
・お酒
                  ・・・こんな感じで日々ゆらゆらとしています。
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  1. 2008/05/16(金) 01:20:19|
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